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2020.3.14 十石山

こんにちは、Qです。

前回の投稿から早くも1ヶ月。フリーは色々と行ってましたが、書くまでもないかな…という感じでサボってました。


世間はコロナウイルスの話題で持ちきりですが、今回行ったのは人の気配をほとんど感じさせない静かな十石山。

メンバーはM田さんとワタクシ。


ゲートを越えてエントリー。車は私たちのパーティを除けば1台。そのもう1パーティもトレースから判断するに山スキーの人たちのようです。


早速ワカンを装着。何だかんだワカンを使うのは2回目くらい?今シーズンはやっぱり雪が少ない。


しばらくはひたすら国道を歩く。雪が少ないとは言え、北アルプスは流石に雪がある。

上の写真はミルフィーユ状になった雪。雪の積もり方が分かって面白い。


ワサビ谷のあたりから国道を抜けて尾根の取りつきを目指す。尾根に取りつくと急斜面。

早速ワカンの効果が発揮される。前回の越百山に続きライン取りに難アリ。降雪後なので雪崩れないように木の近くを進む必要がありました。


あと少しで稜線というところで雪面が固くなる。ということでワカンをアイゼンに。不安定で急な坂なので、ものを落とさないように気をつける。


稜線に合流してからはガス、そして軽い吹雪。ホワイトアウトしかけ。雪と空の境界線が分からない。

しばらく歩いて小屋に到着。山頂には行きませんでしたが、冬は看板等々も雪に埋まって見えないそうなので、実質山頂ということで。


下りはガスでトレースも分からず。M田さんのGPSを頼りに進む。尾根に戻ってからはトレースを頼りに下りる。しかし、雪が降っているためで、分かりにくくなっている。


国道に達してからはダラダラとひたすら歩く。山スキーが羨ましい限りであった。


最後に今回の反省点。

・ラッセルで汗をかいたり、グローブが濡れたりして稜線で身体を冷やした。

 ウェアの調整の大切さが身に染みた。運動量が多いときはベースレイヤー+ハードシェルで十分。薄手でもフリース等を着ると暑い。また、今回は雪で濡れると思い、防寒テムレスを使用した。結果としては、ラッセルを続けると結局濡れる。手袋の替えは持っていたが、稜線に出る前に替えるべきだった。


・行動食について。

 ラッセルで消耗が激しかった気がする。少しお腹が空いてきたら休憩して補給するように心がけたが、不足していたようです…。腹持ちの良い米は冬は凍る。食べる量と行動食の種類の研究が必要。


なんだか偉そうな感じで書いてしまいましたが、まだまだ経験も知識も足りないなーと毎度思わされます。少しずつ自立できるように頑張りたいと思います。


M田さん、ありがとうございました。


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