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Grad To Be Trad In Indian Creek(2017/04/29〜2017/05/07) part2

4/30(日)

朝、目が覚めるとかなり寒くって、ライトダウンとフリースを来ていてもガタガタ震えてしまうくらいでした。体感的には3月初旬の朝と同じくらいでしょうか。そう言えば昨日の夜も寒いなと思ってましたが、前日は日中も寒くてクライミングもかなり大変だったみたいです。体感的に2月くらいだったとか、つまり日本より寒いってことです。Indian Creekでは暑い思いをしながらクライミングするつもりで来たのにどうなるんだろうか、となんだか不安になっちゃいました。

 

夜に到着したもんですから周りがどうなってるかわかりませんでした。しかし、朝起きてみると赤い岩達に囲まれていて感動!

 

↓RV Resortはこんなところ。

 

朝ご飯を食べていざ出陣!RV ResortからIndian Creekまでは一時間弱。Indian Creekは Googleナビで検索すれば出てくるのでカーナビに従えば恐らく到着すると思いますが、RV Resortの前の道をひたすら真っ直ぐ行って左手に鏡餅のような岩が出て来たら右折。Newspaper Rockの駐車場が始めに出てきてこれの次に出てくる大きな駐車場がSuper Crack Buttless、Donnelly Canyon、Battle of the Bulge Buttressの3つのエリアの駐車場になります。

 

↓見えにくいですが鏡餅のような岩、ここの最寄りT字を右折。

 

↓ここからは牛さんの放牧地帯。たまにこんな感じで出くわすので注意しましょう。

 

↓とか思ってるとリアルカウボーイにも遭遇。

 

↓観光地のNewspaper Rockで記念写真ゲット。遠征中で最初で最後の観光地巡りとなりました(笑)

 

↓到着!めちゃくちゃ感動!

 

この日はSuper Crack Buttlessに行くことに。アプローチはだいたい15分くらい歩けば岩場の基部に着きます

 

クライミングの内容です。

 

SUZU

・Coyne Crack(5.11+)

・The Wave(5.10+)

 

とりあえず★★★★超有名ルートのCoyne Crackをやってみました。出だし核心の爆裂シンハンドで気合いを出して突破しようと思いますが生憎のフォール。ロアーダウンして再度やり直したところ核心を落ちずに行けました。今回の遠征中にもう一回やりたかったですがそのままやることはなく宿題に。次は登りたい!

 

↓Coyne Crack

 

↓Coyne Crackをトライ中のkiyomiさん、めっちゃカッコイイ!

 

The Waveは★★★★でグレードも手頃だしOgtさんが「オモロかったでぇ〜」と勧めてくれたのでやってみることに。ルート全体を通してコーナークラック、上の方は被ってる様子、中盤までは快適に進むことが出来たのですが被ったコーナーでシンハンド。「またシンハンドかよ!!」と声を大にしたいところですが言ってもしゃーない。プロテクション足元に#0.75サイズをレイバックで進んで行きます。これがめちゃくちゃ怖いんです。Ogtさんのオモロイの意味がわかりました、こう言うの含めてオモロイってことなんですね。まぁ最悪エイドでも抜けれますがやっぱりフリーで越えたいので頑張りました。で、なんとかフリーで越えて取ったプロテクションは#0.5。「マジか!更にサイズ悪くなるんかい!」と悪態をつきたい心境です。その後、#0.75と#0.5の波状攻撃を受けてテンション掛けつつもフリーで頑張って越えて行きましたが全体の3分の2ほど登ったところで体力の限界、多分軽くみても一時間半くらいは登ってたと思います。断腸の思いで「TIくん、変わってぇ〜」とチョンジすることに。登れませんでしたがとてもいいルートだと思います。

 

↓The Wave、Coyne Crackよりも怖かった。。。

 

この遠征中にわかったことですがIndian Creekは被ったコーナーとシンハンドがかなり多いんです。同サイズが沢山必要になることは有名な話ですが特に必要なのは#0.75〜#2.0を沢山持ってくといいです。僕らは#0.5〜#3.0を7セット、#5〜#6を1セット、それ以外のマイクロカムを5セット持って行きました。僕ら以外のも含めると#0.5〜#3.0は14セットはあったと思います。

 

TI追記

Supercrack

30m永遠に続くハンドサイズのクラック。

周りに何もない平面の中、すっぱり切れた一本のクラックを気持ちいいサイズで登っていけるので、壁の上を空に向かってを歩いているような感覚を味わえました。最高でした。流石はインディアンクリークの中でも1、2を争う人気課題といった感じでした。

 

The incredible hand crack

中間部に若干ハングした部分があります。が、サイズはハング部分も含め終始気持ちのいいハンドサイズです。普段ジムで角度のある課題をやっているパワークライマーや、鳳来クライマーは楽しめる課題ではないでしょうか。

 

 

 

↓かわいいサイズのサボテン達。

 

 

そんな感じで日没間近の七時半。充実した1日目を終えました。

 

5/1(月)

この日はBattle of the Bulge Buttressに行くつもりでしたが、車を走らせているうちに気が変わって到着したのはScarface Wall。ここには今回の遠征で一番やりたいScarfaceがあります。Scarface Wallはトポにない課題が一杯あるようで、どの課題もとてもカッコいいです。なので、偵察を始めると止まらなくなってなかなか取り付けない。。。だってエリアがめっちゃ大きいんですもん。多分名張の全エリアを足したのと同じくらいあると思います。しかもその全てがカッコいい!!

 

SUZU、TI

・Scarface (5.11-)

憧れの課題だったので緊張してたらOgtさんに「緊張し過ぎや(笑)」と言われてしまいました。出だし核心でフィンガー〜シンハンドが続きハンドになるんですが、最後のシンハンドが終わってハンドをジャムろうとしたところでフォール。しばらく休憩して続きをやりましたがこの後のハンドは完全に持久力が足らずに5回くらいはテンションしたしまったと思います。終了点に着くころには喉がカラカラでした。Ogtさん、長いことビレイしてくれてありがとうございました、すいませんm(__)m

 

Ogtさんも言ってたんですがこの課題はかなりの人にやられてるせいかかなりスリッピーです。

 

↓RP出来ませんでしたがいい写真が取れました。

 

※TI追記

インディアンクリークのトポの裏表紙にもなっている超有名課題です。トポで見た瞬間から一目惚れしていました。グレード的にも頑張ればRPできそうだったので、今回の旅行の目標の一つとしていました。が、結果はあえなく敗退_||

前半に出てくるの0.41番サイズくらいのところ難しく、おまけに人気課題ということもあってかよく触られており、岩がツルツルでした。しかも暑い。言い訳すればキリがないですが、次回までには景色を楽しみながら余裕で登れるくらい実力アップしておきたいです。

 

 

本当はもう1便だしたかったのですが、この日はBBQをやるから早く帰ってくるようにとレスト組の人達に言われてたので4時に撤収。またScarfaceやりたいな。

 

少し時間があったので車を走らせてみると絶景が永遠に広がってました。

 

↓一体どこまで続いてるんだろう?

 

 

 

 

 

 

帰り道にMoabのGEAR HEADSに寄ってお買い物。日本では間違いなく店頭に並んでないギアが沢山あってこれは面白い!TCUが安かったので#00と#0を買っちゃいました。

 

↓GEAR HEADS!

 

↓こんな感じでギアがビッシリ!もちろんギア以外の山道具も売ってます。

 

結局、レスト組は色々な岩場を偵察してそれが盛り上がり過ぎて帰って来たのは8時。で、BBQは今日はやめときましょってことで外食することにしました。お店の名前は忘れましたがイタリアン。マルゲリータを頼みましたがめっちゃ美味しかったです。ところで、アメリカはお酒には厳しいようでパスポートなどの年齢を証明できるものを見せないとお酒を出してくれないのです。明らかに成人とわかればパスポートなしでも行けますが少しでも疑わしいと身分証明を要求されるのでアルコール好きの人は身分証明を携帯してた方がいいってことですね。

 

↓マルゲリータうまい!

 

5/2(火)

この日はSecound Meet Wallへ。ここへ行くにはえげつないオフロードを行かなくてはならないのでシボレーのTAHOEが大活躍。グラングラン車がめちゃくちゃ揺れてもうこれは1つのアクティビティですね。Gokuさんの華麗なハンドルさばきはカッコ良かったです。

 

↓ロケーションがいいのでキャメロット#6とValley Giant#9を持ってパシャリ。ちなみに、僕は遠征中にこのデカイやつらは使ってません(笑)

 

↓Secound Meet Wall

 

SUZU

・Extra Lean(5.12-)

・Top Sirloin(5.11) with TI

Extra Leanは完全に一目惚れしたので身の丈に合ってないとわかりつつもトライ。#0.5から始まり#0.2〜#0.3主体のルート。出だしの#0.5セクションはなんとか越えれて一旦テラスになり#0.3と#0.2のラッシュが始まるのですが短いながらも相当に厳しいことが予想され敗退することに。今思えばエイドしまくってでもいいから最後まで登れば良かったなと後悔してます。

Top SirloinはTIくんがやってたのをチョンジしてやってみました。これがかなり面白い課題。詳しくはTIくん書いてね。

 

↓Extra Lean

 

 

↓Top Sirloin

 

↓登ってませんが、Will Stanhopeが動画で登ってるHumble Pie(5.12+)。いつか登りたいな。

 

↓人生初の Cliff Barを食べてみる in Indian Creek

 

※TI追記

Top sirloin 5.11

コテンパンにやられました。サイズはシンハンド時々ハンドみたいな感じですが、とにかく長く感じました。半分ぐらいのところで前腕がパンパンに張り切りました。

改めて持久力を鍛えておくべきだったと痛感した一本でした。インディアンクリークで有名課題を気持ちよく登るためには名張の「スネークマン」ぐらいをRPできるくらいの持久力が必要だと思いました。

(ちなみにこの課題の取り付きには課題名が書いてある石が置いてあった気がします。確か…)

 

Tohu crack 5.10

三ツ星ルート!(といってもインディアンクリークの課題はほとんどが星つきですが。)内容はなんとなくTop sirloin似た感じです。全半にちょっとしたハング部分が有り、唯一そこがいやらしかったですが、あとは快適なハンド(2番サイズ)の旅が楽しめました。

 

↓日没下山。あぁ、夕日がなんて美しいしんだと思う20時15分、きっと僕らはどこの国でも変わらず日没まで登るんでしょう(笑)

 

そして、この日はまさかのBBQをやることに!買い出しして用意して食べ始めたのは23時(笑)なんてタフな生活なんでしょう!肉は僕が焼きましたが、なんだかとっても上手く焼けてお褒めの言葉を頂きました。嬉しいー!

 

↓分かりにくいですが肉焼いてます。

 

5/3(水)

朝起きるとなんだか熱っぽいと言うかお腹の調子が悪い。どうもお腹を壊したようです。慣れない食事を食べてるからでしょうか。後日、海外生活に詳しい友人に聞くと水が変わるとお腹を壊しやすいとのこと。でも2週間くらいすれば現地環境に慣れるそうです。残念ながらそのその頃にはもう帰国してます(涙)結局、遠征中に僕のお腹は復活することなく悪化していき、これ以降1本も登ってませんー。ってことでTIくん、続きをよろしく。

 

※TI追記

<5月3日>

この日はBUTTLE OF BULDGE というエリアに行きました。

SUPERCRACKエリアの向かいにあります。この日は前日にも増して暑くなり、クライミングをやるようなコンディションではありませんでした。体感で35度くらいはあった気がします。地元(アメリカ人)のクライマーの姿はほとんどありませんでした。

 

とりあえず来たからにはと、5.9の課題でアップ。辛くもRP

続いて、この日お目当てのルート、The cave route 5.10+へ。その名のとおり洞窟の中みたいなところにある課題ですが、もう少し正確に言うと、超ワイドなクラックの中にあるハンドクラックという感じです。この課題もトポで見かけて一目ぼれしていました。洞窟の外から差し込む光に照らされながら登っているクライマーの写真はかなり芸術的です。

ちなみに、ワイドクラックの中は完全に日陰になっていたので、快適に過ごせました。強烈な日光から逃れるため、この日のほとんどの時間はこの場所で過ごすことになりました。

課題の内容はというと、シンハンドのセクションが多いですが、傾斜は緩でした。上部は全く光が届かない真っ暗闇になっており、ゴールに近づくに連れ視界が悪くなるのは新鮮でした。インディアンクリーク広しといえど、ほかにこんな課題はないのではないでしょうか。なんとかRPできました。

ここに本文を記入してください。
 

 

 

 

<5月4日>

CATWALLというエリアに行きました。

昨日にも更に増して灼熱地獄……そして、ここへ来てこの旅一番のトラブルが発生(゚д゚)

エリアまでのダートな道でレンタカーのセダンが坂道を登れなくなってしまいました。前輪と地面の隙間に小石や草を挟んだり、地面の凹みを埋めてみたりと、なんとか抜け出そうと頑張りましたがなかなか上手くいかず、猛暑の中小一時間ほど奮闘しました。

最終的には同行者の華麗なドライビングテクニックのおかげもあって何とか脱出!脱出後にみんなで飲んだぬるい水は最高の味がしました。

で、そっからクライミング。CATWALLもほかのエリアに負けず劣らず広大なエリアで端から端まで課題を見て回るだけで満腹になりました。

この日のお目当ての課題はKing cat 5. 11+です。

暑くて熱中症寸前の体にムチをうって決死のトライ。前半は問題なしでしたが、3分の2ほど登ったところでフィストサイズに。ここが少しいやらしく、痛恨のテンション。その後はレイバック⇒超ド派手な大ハング越えと続くのですが、どちらもパワフルなムーブで難しく、テンションをかけまくりながら登りました。最初のテンションをかけた時点で喉がカラカラでしたが、一旦下までおりて、登り返してくると考えると、気が狂いそうだったので(それぐらい追い込まれてました。)我慢して終了点まで抜けました。

長いルートをやるときは事前に水分補給をしっかりしておくこと、熱中症気味かな?とおもったらクライミングはやらないほうがいいということ、を身をもって知らされた一本でした。

ここに本文を記入してください。
 

 

<5月5日>

BATTLEOFBULDGE再び

最終日、連日のクライミングで体がボロボロになっており、個人的にはこの日は登る気は全くなかったのですが、不思議と岩場につくと登る気が!岩からパワーをもらっている感じがしました。というわけでSwedin-ringle 5.12- にトライ。⇒当然のごとく敗退。

その後Three strikes youre out 5.11いう課題に。

内容的にはThe cave route 5.10+をちょっとレベルアップ(レストポイントを少なく)した感じでした。まあ、登れませんでした。やはり5.11の壁は高いです。

 

この日はソルトレイク近くまで戻ることになっていたので早めに切り上げました。5日連続で登ったにもかかわらず岩場から離れるのは名残惜しく感じました。

 


ここに本文を記入してください。

ここに本文を記入してください。
 

 

岩場の帰り道にモアブの中華料理屋へ。

これまで朝昼晩とパンばっかり食べてきていたので久々のチャーハンの米の味が胃に染み渡りました。ここへ来て初めて日本食が恋しくなりました。

 

【まとめ】

5日間の旅でわかったことは、クラッククライミングが楽しいということ!(改めて)

そして実力をつければもっと楽しめるということ。

難しいムーブや強度の強いムーブをこなし自分の限界グレードを上げていく過程はもちろん楽しいですが、グレードにこだわらず、単純に見た目がかっこいいルートや、登ったところからの眺めが良さそうなルートを登ることもクライミングの楽しみ方だと思いました。特にインディアンクリークはロケーションが良いところやかっこいい課題が多いので、実力不足で登れないのはほんとにもったいないと思いました。(ここには書ききれませんでしたが、ワイドやフィンガーのクラックでめちゃくちゃ格好良い課題がありましたが実力&テクニック不足で諦めたルートがたくさんありました。)

あと日程が足りずCastletontowerなど砂漠にそびえ立つ岩塔を登れなかったことが心残りでした。

また、これもここには自分はあまり書いていませんが、クライミング以外の毎晩のキャンプやクライミングショップでの買い物や岩場までの道のりのアレコレもとてもいい思い出になっています。

 

というわけで、実力アップしていつか再訪問したいと思っています!(遠くない未来に。)

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