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20130901甲斐駒ヶ岳赤石沢奥壁


TSです。

 
甲斐駒ヶ岳の赤石沢奥壁中央稜へ行ってきました。

メンバーはともやん氏、TSです。

台風接近、秋雨前線停滞と不安材料満載でしたが、とりあえず北沢峠へ。
冬は何度か来たことがありましたが、バスで北沢峠まで来られることに軽い感動を覚えます。
北沢峠では青空ものぞき、しばらくは天気も持ちそうなので黒戸尾根の8合目の岩小屋まで行ってみて様子を見ることにしました。

TSだけ甲斐駒の頂上を踏み、その後8合目の岩小屋へ。
4〜5人が横になれそうな立派な洞穴でした。

洞穴で準備をしつつ、天気と岩の状態を考慮し、当初の計画を変更して奥壁の中央稜に、当日中に登っておくことにしました。
当初の計画通り白稜会ルートに取り付いていたら大変な事になっていたでしょう…。




岩小屋から明瞭な踏み跡を辿り、右ルンゼを横断し、中央稜の取り付きへ。
多少ガスっていましたが、天気は持ちそうです。

1P目 IV級 TSリード

凹角からクラック、スラブ。
上部のスラブはおそらく岩がはがれて、支点もろとも崩壊してるようです。
ランナウトしていることに気づき、草の生えたクラックに無理やりねじ込みます。

2P目 卦蕁 ともやん氏リード
スラブ状のフェイスを右から巻いて草付きの斜面へ。
ロープの流れを考慮して短めに切る。

3P目 グレード不詳。 TSリード。
草付きの斜面。

4P目 IV級 A1 ともやん氏リード
スタンスの乏しいフェイスをアブミで突破。右上しボルダーをスクイズチムニーで上がる。
個人的には一番厳しいピッチ。

5P目 IV級 A0 TSリード
チムニー状の斜面を上がり、フェイスに走るクラックを登る。
クラックのサイズはおそらく4キャメ?
もちろんそんな便利なモンを持ってるはずもなく、霧で微妙に濡れたコンディションで
レイバックで突破。
クラックにランナーも取れず、ガバフレークも触るとメリメリ音がするのでパス。
決死の覚悟で突っ込んで、残置のハーケンにヌンチャクでランナーを取って一安心。

上の立木を終了点にしてクライミングはここまで。

あとは軽い雨に打たれながらのやぶ漕ぎ。
薄い踏み跡を頼りに歩くと、黒戸尾根直下のフェイスに出ます。

6P目 IV級 ともやん氏リード

一手トラバース、凹角状を上がる。
スタンスもホールドも豊富ですが、なんせ濡れ濡れなもんで…。

黒戸尾根の9合目あたりに出ます。
ほっとしつつともやん氏と握手を交わし、霧雨の黒戸尾根を下降します。
その日はここで行動終了。
夜半に雨が強くなり、地鳴りのような風も吹き、この日を快適な岩小屋で眠れる幸せを
貪りました。

Aフランケのテラスで夜を明かしていたら…。



二日目は朝から霧雨で、この日はもう下山日としました。
駒津峰のあたりで横殴りの雨に見舞われましたが、9時ころに北沢峠着。
清潔で暖かく、快適な小屋でバスの到着を待ちました。



帰りはお決まりのみぶ川。
大盛りはパスしました。

雨に降られはしましたが、久々に口の中がパサパサになるようなクライミングを楽しめました。
つるべで登っていただいたともやん氏、どうもありがとうございました。

またどこか登りに行きましょう。

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