メンバー M田(リーダー) 波多野
行動記録 発6:30 白骨温泉林道〜 7:00 林道行程終了(山に入る)〜
着11:00 十石峠小屋 〜 下降開始 12:30白骨温泉林道
3年ぶりの山スキーに行ってきました。道具は4年前に購入してから今回で2回目の使用になります。
この慣れていない道具の扱いのために、山行中苦労しました。
僕の大好きな白骨温泉奥にある林道からのスタートです。
山奥の林道であるが除雪してあり車が通った跡もあります。
30分ほどの林道行程の後に、十石山への尾根道に入る。
出だしは樹林の濃い傾斜のあるところを、切り返しながら登る。
スキー板での登り方を身体が覚えており、順調に進むことができた。
樹林の中では無風だったので、森林限界に出ても穏やかな天候であろうと思っていたが、
高度を上げるにつれて風が出て来る。
ハイ松帯になった辺りからは、急にガスが出てきて視界10m程度になってしまった。
十石峠小屋に到着して50mほど下ったところで滑降開始の準備に入いるが、
ツアーモードから滑降モードへの段替え方法が分からず(忘れた)手間取る。
その間に、メガネは凍り付き視界40センチ、指先が冷たくなり我慢の限界、ここで僕は
パニック状態に陥る。
その間M田君は、じっと待ってくれています。申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
ようやく準備が終わり滑降し始めて間もなく、凡ミスに気づく。「ブーツのバックル締めるの忘れた。」
今の僕にはスキーを楽しむ余裕はありません。!そのまま安全圏内まで滑降です。
200mほど降りたら先ほどまでの嵐は収まり、太陽も出てきて温っと出来た。
ここで落ち着いて休憩し、バックルも締め直す。
これで少しは快適に滑れるだろうと思っていたが、身体はすっかり滑り方を忘れていた。
へっぴり腰で、何とか立木に衝突しないように滑ることで精いっぱいだ。
読図も全くわかりません。ただ鳥のヒナの様にM田リーダーの後を追いかける。
そんな初心者でしたが、小屋から1時間30分で降りることができた。
課題いっぱいの山行でした。少しづつ課題をこなしていきたいと思います。